特定技能で中小企業を盛り上げる組織

愛知県名古屋市中区新栄に事務所がある「中部商工業協同組合」は、中部地域の中小企業の活性化のため活動をしています。

10以上の企業が組合員となっていて、それらの企業に有益な情報を提供したり、WEBを活用してSEO対策のコンサルティングをしたり研修会を行ったりしています。

また、組合に加入している企業同士で制服や作業服、印刷物などを共同購入したりして大量購入をすることによりコストの削減に貢献しています。

さらに環境問題への配慮も含めて軽油の代わりに灯油を使ったり、燃料と水を乳化させることにより燃料自体や炉のメンテナンスなどのコストパフォーマンスを良くすることを目的にしたエマルジョン燃料製造装置を用意するなどの、エコ活動も不可欠です。

また中部商工業協同組合では、外国人の技能実習生を受入れる活動も行っています。

技能実習生は1年間の「技能実習1号」を終了後試験を受けて合格すれば、「技能実習2号」を2年間経験します。

優良な実習生に関しては後2年間滞在することができるというのが技能実習生制度です。

外国人技能実習生を受入れると、職場の環境が活性化を期待できる上、優秀な実習生には日本人と同じ基準で働いてもらうことが可能になるので、労働力不足の解消を目的とした特定技能に移行することも可能です。

そうすると業務に合わせたシフトに入ってもらったり、人事管理者がパートやアルバイトの面接などに時間を取られることも軽減します。

このような理由で、中小企業に外国人の技能実習制度を活用しているのです。