名古屋にある「中部商工業協同組合」では2001年から外国人技能実習生事業を展開しており、毎年数多くの実習生を受入れて市内にある各生産工場・商業施設等を実習先として紹介しているところです。
この組合では東南アジア・中国からの実習生に対して日本の生産技能を伝授されており、それぞれが自国へ帰還した際に技能士として身に付けた技術を存分に発揮できるように支援しているのが特徴です。
また、日本国内で深刻な問題になっている労働力不足を補うための人員としても技能実習生の助けを借りており、派遣された現場で即戦力になれる教育も組合内でなされています。
「中部商工業協同組合」は1950年に名古屋で結成された組合で、市内にある各企業が加盟している最大規模の組織です。
ここでは年間150名の外国人技能実習生を受入れており、3年間の実習の中で必要となる技能を授けています。
一般的な実習生受入れ組織の場合、技能実習先となる企業の紹介のみを行っていますが、「中部商工業協同組合」だと日本語教育も各実習生になされています。
日常会話等の基礎語学力のみしか有していなくても、組合でしっかりとビジネス会話や意思疎通を図るための日本語教育も受けられるので、短期間の実習期間であっても高品質な教育を受けて帰国することが可能です。
組合独自のオリエンテーションなども実習生向けになされており、働きながら充実した日々を送れる組合といえるでしょう。